日が昇ってくる頃、 ゴム農園の景色が見えてきました。 なんと1列1200本×8列ならんでいるそうです。
木と木の間は縦が3メートル、横が7メートル離れて植えてあります。
ゴム農園で大事なのは、水・気温・土 ティーさんのゴム農園は、オーガニック(有機栽培)。
肥料は、牛のうんちを使って1年に2回あげています。
なんと木の根っこは地底から養分欲しさに出てくるようです。
そのタイミングで肥料をあげるようです。
また、ゴム農園はものすごく広いところにあるので、土地の形状を考慮して、水分量を計算して作っているようです。
土地の形状・季節・水分量様々なことを計算して農園が作られ、そして7年後、人の手によって1本1本から採取していくのです。
50年後伐採したゴムの木は、IKEAなどほとんど家具に使われているようです。
ティーさんは私たちに、ここを見にきてくれて、ゴム農園のことを多くの人に伝えて欲しいと言ってくれました。手元にある製品(もの)だけでなく、それが手元に届くまでにどんなストーリーがあるのかを伝えて欲しいと。
自然の中でできているものから人間はその資源を分けてもらってます。 もちろん人間が手を加えている部分もあるんだけど、そこに太陽の光や、土壌、水分そして、植物それ自体の生きる力がないと、今当たり前のように私たちの手元にあるものはないのかもしれないなと。 今回ゴム農園を見させていただいて、自分のやっていることが地球とつながっているんだななと気づかせてもらいました。
第1次産業や起源を知り、そこから私がバルーンで様々な可能性を発信することで、少しでも地球に貢献できたらいいなと思います。
この場に来れて見れてよかったなっと思いました。
この後、運ばれたゴムの樹液から、ティーさんの家の隣の作業場で、タイヤ用のゴムが加工されるところの見学もさせてもらいました。 続く
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タイのゴム農園で経験したこと③
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